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ぐだぐだになってしまった本編より、 スピンオフの方が面白いってのはどうなのよ?

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2018/05/20 (Sun) 22:00
ゆうしゃのぼうけん ~生贄の村 恐怖の大蛸魔神~(16)

ところが開口一番、彼女が長老に言い放ったセリフは俺達の予想の遥か斜め上を行くものだった。
一点の曇りも無い瞳で真っ直ぐに長老を見据え、自らの胸に手を当てた彼女は決意に満ちた口調でこう言ったのだ。
daitai
「私が身代わりになりますっ!」

あまりにも唐突な話の展開に、思わず顔を見合わせた俺とマーリフは、ほぼ同時に首を傾げた。

「え?」

2018/04/30 (Mon) 21:06
ゆうしゃのぼうけん ~生贄の村 恐怖の大蛸魔神~(15)

俺は勇者として如何にカッコよく村人を煙に撒けるかを、少しの間真剣に考えたのだが、
結局どう考えてもそのような都合の良い方法を思いつくことは出来なかった。
やはり、マーリフの言ったとおり、
「とりあえず話だけ聞いたんで、それじゃあ僕たち帰ります」
そう言って立ち去るのがベストなのだろうか?

アタマを抱えた俺が、ふと部屋の片隅に目をやると、先ほどまで生贄の村娘たちと話し込んでいたパルスィートが丁度、立ち上がるのが見えた。
立ち上がった彼女はそのまま俺達のところへ戻って来るかと思ったのだが、
どうした訳か、少し憤ったような足取りで、真っ直ぐ村の長老の所へ向かっていた。
学卒のパルの事だから、ひょっとすると上手い具合に話を纏めてくれるかもしれない。
俺はちょっとだけそう期待した。

2018/04/22 (Sun) 19:09
ゆうしゃのぼうけん ~生贄の村 恐怖の大蛸魔神~(14)

「じゃあどうすりゃいいんだよ」
「簡単です。話をこちらからは絶対に振らない事です。
向こうから“助けてください”と
お願いされたら助けましょう。
“失敗する可能性も多分にありますよ”と念押しして」
「ええ~;さっきから長老が物凄く何か言って欲し気にこちらを見てんだけど、何て説明するんだよ」
「もう何でも私任せにしないで、たまには勇者が自分で考えてくださいよ。
“とりあえず話だけ聞いたんで、それじゃあ僕たち帰ります”とでも言っときゃいいじゃないですか」
「まじかよ、ええ~~カッコ悪いなあ。サムスン、お前どう思う?サムスン?サムスン!?」

zzzzzzzzzzzz

・・・こいつ、寝てやがる。
いいよなお前は。いつも難しい事考えてなくて。

2018/04/15 (Sun) 10:36
ゆうしゃのぼうけん ~生贄の村 恐怖の大蛸魔神~(13)

「私は助けるなと言っている訳では無いのです。
但し、引き受けた以上は必殺が絶対条件となります。今回は仕留め損ねて逃がしてしまっても、こちらの負けなんですから。
我々も増員したとはいえ、パルスイートは実戦に関してはまだまだ素人に毛の生えたようなものです。こんな状態で、ジャンプ魔法に影響を及ぼすような強力な魔物と戦うのはあまりにもリスクが大き過ぎます。
これまで村人達は生贄を出すことによって村の被害を最小限に食い止めて来ました。冷徹な物言いですが、単純に命のやり取りだけを考えたなら、それも一つの選択肢だということです」
「なんだよ、やっぱり見捨てて行くんじゃねえか。
それはそれで勇者コンプライアンス的に非常に問題があると思うぞ」
「話を最後まで聞いてください。
今回の案件が魔王の軍団と関係ない以上、村人の運命はあくまでも村人自身が決めるべきだと私は申し上げているのです。無論我々は勇者ですから助けを求められれば助けます。但しその際は
『成功する保証は一切ありません』
と言質を取っておくことです。いつもみたいにエエカッコしいで『俺達に任せろ』なんて軽々しく引き受けて御覧なさい、失敗して村に被害が出た場合、最悪
『お前たちのせいだ、どうしてくれる』
なんて、あくまでも善意の第三者でしかない我々が、逆に叩かれる事態にもなりかねないです」

2018/04/08 (Sun) 16:46
いらすとやのアレ

chu2girl
自分で考えたかっこいいポーズを取っている中二病(厨二病)の女の子

2018/04/07 (Sat) 23:33
ゆうしゃのぼうけん ~生贄の村 恐怖の大蛸魔神~(12)

さて、残された俺たちは、お互い顔を見合わせた。
「おい、どうしたもんだ?」
先ずはサムスンが俺たち2人に問いかけて来たが、俺は正直、返答に窮した。
「どうするも何も、もうここまで話を聞いてしまった以上、これは例によっていつものごとく、お助けする流れではないかと・・」
俺が辛うじてそう答えると、マーリフは
(勇者、勇者、ひとこと申し上げてよろしいですか?)と、
少し人目をはばかるようにして、小声でそう口を挟んで来た。
(人助けはもちろん結構ですし、今までだってそうして来ました。しかし今回はこれまでとは勝手が少し違います)
・ ・と、申しますと?
「先ほどの長老の話、聞いてましたか?かつて立ち向かった若者が失敗して恋人と心中したっていう例の一件です。敵はかなり狡猾且つタチの悪い奴です。安易に引き受けてしまうのは非常にマズイです。万一、失敗してしまった場合、責任問題に発展する可能性があります。増してや、今回のケースは魔王軍とは一切の関わり合いの無い土着の化け物です。よそ者である我々が必ずしも首を突っ込む必然は無いんですよ。」
そりゃあマーリフ、お前の言ってることはごもっともだが、じゃあ今回は見捨てて行けってか!?勇者が?お前、結構冷たいねえ・・

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