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2017/09/30 (Sat) 17:24
ゆうしゃのぼうけん ~回復術者を新卒採用せよ~(30)

(しかしサムスンは何と言うでしょうか?また反対するのでは・・)
(させねえよ。これ以上の人材がいるなら出してみろってえの。おいサムスン、彼女採るからな!?文句は言わせねえ・・・て、ああっ!?)
「うっ、うっ・・辛かったね、辛かったね・・・」
サムスンは顔をくしゃくしゃにして泣いていた。
そうだ、こいつはこの手の感動エピソードにめちゃめちゃ弱いのだった!
俺はあらためてサムスンに目配せをし、
(おい、サムスンいいか?あの子採用するからな?いいな、分かったな?)
と、念押しした。
奴が聞いてるのか聞いてないのかはよく分からなかったが、真っ赤な目をしたまま、
確かに首を縦に2,3度振った。
よし!これで一番厄介と思われたサムスンの同意も取り付けた!
長かった、本当に長かった。
ようやく見えて来た一筋の光明に思わず安どのため息が漏れる俺達。
落ち着いたところで改めて彼女を見ると、なんだかんだでガチガチに緊張している様子だった。しっかりしているようでも、まだまだ学生なのだ。
マーリフが気を利かせて、
「あ、そんなに緊張しないで、楽にしてください。隣でヘンなオジサンが泣いていますが、あんまり気にしないように」
と言葉をかけると、
「クス・・」とここで彼女は初めて笑顔を見せた。
これがきっかけで、場の空気が一気に和み、思った以上に打ち解けてくれた彼女は学園生活や友人、家族のことなど、ある程度プライベートに踏み込んだ事までいろいろと話してくれた。
流石にスリーサイズまで聞くのは無理だったが。

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コメント

勇気を出して聞こう!(スリーサイズを)

まま、前半はエロ度を意図的に抑えております。
後半セクハラの嵐になるのでそれなりに期待して
お待ちください。

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