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ぐだぐだになってしまった本編より、 スピンオフの方が面白いってのはどうなのよ?

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2018/04/01 (Sun) 14:33
ゆうしゃのぼうけん ~生贄の村 恐怖の大蛸魔神~(11)

マーリフが耳元でそっと話しかけて来た、
(魔王軍の侵攻が始まったのがここ10年の話ですから、ぶっちゃけこの件、大魔王とは何の関係も無いですね・・)
確かに。
これがまだ20年とかいう話なら、魔王軍の先遣隊として派遣されたというのも分からなくもないのだが、200年では丸っきり話が違ってくる。実際多いのだ、大魔王が現れる前から悪事をはたらく土着の化け物というのは。
こんなのをいちいち相手にしていても正直キリがないのだが、俺も一応、勇者というお立場上、一度話を聞いてしまった手前、事の詳細だけは最後まで確認しておくべきだと思い、再び長老に尋ねる。
「今年の生贄というのはもう決まっているのですか?」
「ええ、実はこの部屋に既に同席させておるのですが・・あちらにいる3人を・・」
長老が指差した部屋の片隅で、娘が3人寄りあって、しくしくと泣いているのが見えた。
「え?3人も!?生贄に差し出すのなんて、せいぜい1人かと思っていましたが・・」
俺が驚いて聞き返すと、長老は困ったような顔をしてこう答えた。
「それが・・・正直な話をしますと、娘の器量が良いと一人でも満足して帰っていきますが、逆に並以下の娘ですと何人差し出しても満足せず、腹いせに村の中で暴れていったりします」
どうして蛸の化け物が生贄の見た目にそこまで拘るのか、いまひとつ腑に落ちなかったが、俺はそう言われてあらためて、生贄の娘たちをよくよく見てみた。
(あ、だめだ。今年は暴れるな)
彼女たちの容姿は、どう贔屓目に見ても並以下としか言いようが無く、どおりで村全体がお通夜状態だった訳だ。
生贄云々よりもこれでは正直、村の被害の方が心配だろう。
「ああ、なんて惨い。こんなの酷すぎます。私、ちょっと行って、声を掛けてきます!」
パルスィートだけは純粋には彼女たちの事を気の毒に思ったのか、その場で立ち上がると、1人で勝手に娘たちの方へ話を聞きに行ってしまった。

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