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ぐだぐだになってしまった本編より、 スピンオフの方が面白いってのはどうなのよ?

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2017/06/03 (Sat) 23:16
ゆうしゃのぼうけん ~回復術者を新卒採用せよ~(13)

この後、校長から入室許可が出た俺たちは教室へ通され、生徒たちから拍手喝采で迎えられたわけだが、俺はハッキリ言って他のイモ学生には目もくれず、先ほどの美少女ばかりを目で追っていた。
あまりに真剣に眺めていたため、校長から
「では勇者殿。生徒たちへひとことお願いします」
と話を振られたときは思わず「はあ?」と素っ頓狂な声を上げてしまった。
(勇者、勇者!)
ここでマーリフが小声で注意を促してきた。
(勇者、どんな学生を採用するにしても、先ずはエントリーしてもらわない事には話になりません。
なるべく彼女たちの興味を引きそうな建設的且つ面白い話をして下さい。
間違ってもシルビア((前任の回復術者))の話などはしないように)

前任者・・・3ヵ月前にリタイアした元僧侶・・・。
彼女は戦闘中に重傷を負い、何とか一命は取り留めたものの心のダメージの方がむしろ深刻で、傷が癒えても二度と戦線に復帰することは無かった。
なにしろ蠅の化け物に卵を産み付けられて、全身に蛆が湧いたのだから、これで女の子に戻って来いというのも酷な話だろう。当然のことながら、この様なブラックな現実を目の前にいる免疫のない女学生たちに話す事はマーリフでなくても憚られた。

2017/05/27 (Sat) 16:34
ゆうしゃのぼうけん ~回復術者を新卒採用せよ~(12)

俺たちが、まあこんなもんか、と少々諦観して見ていたところ、急に廊下の向こう側から4,5人の学生が慌てて、こちらへ駆け込んできた。
俺たちはそのうちの一人と目が合った。
彼女は軽く会釈をした。
palrouka
「すみません、野外実習で遅くなりました」
「あなたたち、これから校長先生から大切なお話があります。早く席について!」
俺たちは思わず顔を見合わせた。
「勇者!」
「マーリフ!」
「さっきの子、結構、いやすごくカワイイ子じゃあなかったですか?」
「ムネが結構、いや滅茶苦茶デカくなかったか!?」
「どうせなら、あの子スカウトしたいですねえ」
「いやもう、採ろうよ。絶対!」

2017/05/21 (Sun) 00:51
ゆうしゃのぼうけん ~回復術者を新卒採用せよ~(11)

俺たちは卒業間近の選抜クラス4年生の教室へ案内されることとなった。
あの後、話はトントン拍子に進み、いっそのこと生徒たちの中から希望者を募り、その中から面接で選べばよいのではという、そこまで具体的な打ち合わせが成されていた。

「ただ今、授業中ですので・・、学生たちには後ほど紹介いたします。しばらくここでお待ち下さい、」
先に校長が教室に入り、俺達は入り口でしばらく待つこととなった。
(勇者、流石ヒーリング系の術者養成クラスですね。
見てください、女学生ばっかりですよ)
(壮観だな。俺、戦いが終わったらここで教員やろうかな。てゆうか、この学校の制服ってムネ強調し過ぎというか結構、エッチぃくね?校長の趣味か?)
(どうです、いいコいますか?)
(う~ん、よくよく見るとね、制服で結構胡麻化してるというか、顔だけ見ると微妙)
(そうですか。まあおとぎ話ならともかく、現実世界でそんな美味しい話は無いですか・・)

2017/05/13 (Sat) 22:20
ゆうしゃのぼうけん ~回復術者を新卒採用せよ~(10)

「いいのですか?」
「ええもちろん。生徒たちにとっても、勇者殿ご一行のお姿を拝見するのはたいへん刺激になるでしょうし」
「それは是非お願いします」
「そちらの勇ましい戦士の方も、
何かほかにご要望があれば・・」
校長は気を利かせたつもりなのか、よせばいいのにサムスンにも話を振った。

「・・自分の・
この鍛え上げられたパワーあふれる筋肉を・・・
フル回復させることの出来る・・
タフな術者は・・この学校にいるかな?・・」
サムスン、
お前いちいちポーズ付けながら回答するのやめろ。

2017/05/07 (Sun) 18:23
ゆうしゃのぼうけん ~回復術者を新卒採用せよ~(9)

俺はマーリフにそっと耳打ちした。
(はい?)
(だから美少女だって、どうせスカウトするならカワイイ子の方がいいに決まってる)
(何言ってんですか!只でさえ我々は無理なお願いをしてるというのに!そんなワガママが通るならですね、私だってボインちゃんを寄越してくれって言っちゃいますよ!?)
(あ、それいい。美少女ボインちゃん。それでいこう。それで決まり)

「あの~」

(だ・か・ら、校長は今、前向きに検討すると言いましたよね?あくまでも。前向きというのは多分に社交辞令的な意味合いを含んでおりまして、決して学生の斡旋を確約してくれた訳ではないんですよ!)

「あの~」

(いや、そうでもない。追加の要望を聞いて来るということは、この話かなり脈ありと見た。意外と言ってみれば拍子抜けするぐらい簡単に要求が通っちゃうかもしれない)
(言える訳無いでしょ!どの面下げて「ボインちゃんが・・」とか要求するんですか!!下手すりゃあ『冷やかしなら帰ってくれ!!』って言われて、この話ご破算ですよ!?)

「あの~」

「はいっ!?」「はいっ!?」
ハモってしまった。

「あの~、折角ですから、教室御覧になりますか?宜しければ、我が校の中でも特に優秀な生徒たちを集めた選抜クラスへご案内いたしますが・・」

え、教室行っていいの?

2017/04/30 (Sun) 07:34
ゆうしゃのぼうけん ~回復術者を新卒採用せよ~(8)

校内に入った俺たちは、こちらが恐縮してしまうぐらい丁重な扱いを受け、速やかに校長との面会がかなうこととなった。マーリフの師匠の紹介状というのは伊達ではない。
「ようこそ、王立術者養成学校へ。
勇者殿のお噂はかねがね・・、私が校長の・・」
俺は通り一辺倒の挨拶を済ませると、あとの交渉の主導権はマーリフに委ねることにした。
どうも役人とか教員の類は苦手なのだ。

「そうですか、回復系の術者を・・」
「ええ、勝手を申し上げて恐縮なのですが、我々は常に最前線で戦っています。
できるだけ優秀な学生を確保したいのです。
逆に優秀な学生でないと生き残れません、
それだけ魔王軍との戦いはし烈を極めるのです」
うんうん、マーリフ、お前の言うとおりだよ。
「マーリフ殿、しかし、勇者様を隊長とする小隊ならわざわざ学生なんぞに頼らなくても、王国からいくらでも人材が・・」
う、流石校長、痛いところを突いてくる。言えない、
流石にもう既に3人も王様からの紹介者を失っているなどとはとても言えない。
「校長、お察しください。王国も先の奪還作戦で大量の術者を失っており、今や首都防衛すらおぼつかない有様、
余剰人員を我々に回す余裕が無いのです」
上手い。流石マーリフ。だがその貴重な余剰人員を台無しにしちゃったのも俺達なんだがな。
「そうですか、噂には聞いておりましたが、それほど状況は良くないのですか・・」
「まあ青田刈りと言っては言葉は悪いですが・・、今や人間の希望は唯一、ここにいる勇者のみです。是非、貴校の優秀な学生を我々にお貸しください」
「事情はよく分かりました。そういった事であれば、是非私どもも前向きに検討させて頂きます。他に何かご要望はございますか?」
ここで俺はこっそりと、隣に座っているマーリフを肘で小突いた。
(なんですか?勇者!)
(美少女、美少女)

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